米軍普天間飛行場の一部を沖縄県内に移設する案の理解を得るため、沖縄県を5月15日に再訪問する方向で
調整に入ったと、5月7日の朝日新聞の朝刊に掲載されている。
この件に関してコメントすることにした。
最低でも県外と総選挙中に断言した首相であるが、熟慮した結果、県内移設しかないと判断されたのであろう。
この判断は私は正しいと思う。しかし沖縄県民は最低でも県外という首相の言葉に踊らされあげくのはて、行き着くのは県内移設しかないと今さら言われても、怒りがおさまらないのは当然である。
本当に愚直ならば、首相に就任してから直ぐに日米同盟を吟味して、県内移設しかないと判断したならば、
とにかく沖縄県民にはひたすらひれ伏しお願いするしか、それ以外の方法はなかったであろう。
首相は沖縄県民の心を持て遊んでしまったのである。
さらさら鳩山首相にはそういう気持ちはないであろう。鳩山首相と沖縄県民の気持ちが大きくかいりしてしまった。
この時期の沖縄再訪は、更に事態を深刻にするのではないかと私は思う。
鳩山首相
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