今年もいよいよ残りが少なくなってきました。
プロ野球はパリーグ３位のロッテが、セリーグ優勝の中日を破り日本一に輝き
見事に下尅上を達成しました。クライマックスシリーズには異論もあるでしょうが、
まずは千葉ロッテおめでとうございます。
それから沖縄興南高校、春夏の甲子園大会連覇おめでとうございます。
高校駅伝男子 鹿児島実、初優勝おめでとうございます。
ソフトバンクホークス、クライマックスシリーズ誠にお気の毒様でした。
来年は是非日本シリーズ優勝を！
福岡第一高校、全国高校バスケット選抜優勝大会 ４年連続準優勝誠に残念でした。
来年こそ優勝を！
スポーツのことはこれくらいにしておきます。
地方分権と最近地方首長達が声を高らかに挙げる傾向がある。
確かに納得出来る面もあるが、例えば首長に権限が増し、フリーハンドで物事を運ぶことが
可能になるわけだから、速やかに政策を行うことができる。
しかし政策に誤りがあったとしても、早く物事が決まるため、政策の変更や中止が
かなり困難な可能性が強い。権力が首長に集中するため、首長一点集中の癒着が起きやすい。
総務省出身のキャアリア官僚も最近増えているが、これもかなり良し悪しがある。
なかなかユニークで活動的である方もいらっしゃるが、そもそも東京一極集中を
招くようにしたのは、総務省と財務省なのである。
地方分権と総務省０Bが言っても、私はちょっと白々しく思ってしまいます。
地方の首長に総務省０Bが、続々当選するのは、かたちを変えた天下りである。
選挙で選らばれているから全く違法ではないが、地方を疲弊させた総務省の責任は
私は非常に大きいと考えている。
よって総務省キャアリア官僚０Bの首長立候補を禁止するのもひとつの手と思っています。
大阪府の橋下知事の大阪都構想が話題にもなっていて、依然として大阪での人気も高いようだが、
この方、出馬以前には、大阪府知事選には２００%出ないと何度も何度もTVインタビューに答えて
いたのである。大嘘をついていたのである。
こういう人に権限を拡大させるのは危険である。
今の程度でやってもらいたいものである。
昨日のテレビでの鳩山邦夫元法務大臣の発言に関してコメントをさせてもらうことにする。
宮崎勤元死刑囚について、
ここまで非人道的というか、悪くなれる人間がいるんだなと、凶悪性にびっくり、こんなやつ
生かしてたまるかと思う等と発言していたが、些か感情論が突出としていると思われたが
それはさておき、この方全く精神の病に関して理解出来ていないのである。
精神科の医師の立場から言わしてもらえば、これだけ凶悪になれるのは、本人にとって悪いことを
やっている自覚がないから凶悪性を増す犯罪が起きるのである。
精神が完全に病んでいる人とそうではない人は違うのである。このへんのことが全く鳩山邦夫氏は
理解出来ていないのである。
一般の人には理解するのは難しい面もあるかもしれないが。法務大臣という立場からすれば、
この程度のことを分からずして、死刑の執行のサインをするのは甚だ遺憾である。
宮崎勤元死刑囚は一般の人から見れば極めて凶悪かつ残忍であるから、死刑に異論をとなえる気持ちはさらさらない。精神が大きく病んでいれば、極めて凶悪かつ残忍な殺人を平然と行うケースもありうるのである。