東北関東大震災から、早くも1ヶ月が過ぎた。
前回のコラムから3週間もたつが、福島第一原発の状況はほとんど変わりなく、終結のメドが全くたっていないと私は考えている。
しかしこの度東京電力は、17日に勝俣恒久会長が、記者会見をし、東日本大震災による福島第一原発事故の収束に向けた作業の工程表を発表した。
今後6ヶ月から9ヶ月で1~3号機の原子炉を100度未満の安定的な、冷温停止状態とする見通しを示した。
まず、三ヶ月後までに原子炉格納容器を注入した水で満たす水棺を実施し、冷却を図る。と東京新聞に掲載されていた。原子炉や核燃料プールを安定冷却できるようになるまでの三ヶ月という根拠に関して明確さにかける。
燃料棒、圧力容器、格納容器の損傷具合が分からないにも関わらず、工程表を発表するなんて素人騙しに過ぎない。私も原子力に関して全く分からないがこの程度のいい加減さには呆れてしまう。
菅直人首相のお得意のパフォーマンスであろう。
激しい余震や、大雨、雷雨がくればどうなる! 全く想定外と済ませるつもり?
東北関東大震災その3
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