7月9日に福島原発の元所長の吉田昌朗氏が亡くなられた。東京電力の本店の命令に反して、福島原発の1号機への海水注入を続け、惨事の拡大を防いだ功績は大きい。一方では震災前には津波対策を見送ったことも明らかになったという。そこ…
九州電力やらせメール
九州電力のやらせメール問題は怒りと言うより馬鹿馬鹿しさを本当に感じてしまう。定期検査で停止している九州電力玄海原発2、3号機の運転再会に向けて、先月末に経産省が佐賀県内で、県民向けの説明会をした矢先のことであるから、九州…
菅政権の末路
菅直人首相が、辞任まがいの演説をしてから早くも10日を過ぎたが、福島第一原発が冷却する一定のメドがついたならば、若い人達にバトンタッチするとの内容であったと私は記憶しているが、野党の国会議員は言うに及ばず、民主党の国会議…
福島第一原発と菅政権
福島第一原発の海水注入に関して途中で一時中断するように東電の経営陣から指令がでたが、現場の責任者である吉田所長は、指示に従わず海水注入を中断することなく注入をし続けたとのことであるが、海水注入し続けることは正しい判断であ…
福島第一原発
16日(月)朝日新聞の朝刊の記事には、1号機が、3月11日の東日本大震災による津波到達後、原子炉内の核燃料が冷却水からすべて露出し、5時間後には燃料溶融が始まっていたとの暫定的な解析結果を発表した。これまで燃料が溶融した…
東北関東大震災その4
内閣官房参与の小佐古敏東大大学院教授が29日、福島第一原発事故をめぐり、政府はその場限りの対応で事態収束を遅らせていると批判し、参与を辞任することになった。小佐古氏は放射線の専門家であり、放射性物資の拡散予測のデータ公表…
東北関東大震災その3
東北関東大震災から、早くも1ヶ月が過ぎた。前回のコラムから3週間もたつが、福島第一原発の状況はほとんど変わりなく、終結のメドが全くたっていないと私は考えている。しかしこの度東京電力は、17日に勝俣恒久会長が、記者会見をし…
東北関東大震災その2
福島第一原発は未だに予断を許さない状況が続いている。東京電力の対応であるが、地震後今日で20日経過しているが、地震直後の爆発で排出される放射線量の単位を間違えて発表し、後で訂正するなど老ばいぶりは見苦しい限りである。福島…