日本シリーズのまっただ中、巨人清武英利代表が渡辺恒雄球団会長を批判し、18日に解任されたが、日本シリーズの最中に球界の盟主と自負する巨人が内紛を起こし、日本シリーズに水をさす形となった。
私は以前から巨人が球界の盟主とは思ってはいないが、これでは巨人が球界の盟主なら転落するのは確実であろう。いやそれどころか、球界の禁治産者になってしまった感がある。
清武英利球団代表の解任は当然の結果であろう。
渡辺恒雄会長は処分を考えていないと言っていたが、言葉を翻し、清武英利球団代表を解任してしまった。
清武英利氏が「一度決まったことが、渡辺恒雄氏によって翻される」と言うは、このことから清武英利氏の言い分は分からないではないが、所詮読売グループの内部問題である。
日本シリーズ最中に、文科省で記者会見を開いて、声明文を発表するほどのものではない。
もしやるならば、少なくとも日本シリーズが終わってからである。
18日に桃井球団社長から清武英利氏の解任が発表されたのだがこれも同様に日本シリーズが終わってから発表すべきである。
読売グループは内部問題を最優先し、日本シリーズを軽視したのである。
皆、新聞記者だからつべこべ言い分をするだろうが、多くのプロ野球ファンは決してこのことを許さないであろう。
巨人内紛問題
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