内閣府が18日発表した外交に関する世論調査で、中国に親しみを感じないは
19・3%増の77・8%に上り、1978年の調査開始以来最高だったと
19日の毎日新聞の朝刊に記事が載っていたが、まあ9月の尖閣諸島における
中国漁船衝突事件による影響が大きいと思われるが、当然の結果であろう。
鳩山由紀夫前首相が6月の退陣の際、次期衆院不出馬を明言したが、18日
選挙区内の苫小牧市内のホテルで、正式に引退を撤回したとの報道がある。
まあどうでもいいやと国民の多くは思っているのではないか。
発言が直ぐに変わる方だから。また引退するとでも言い出しかねない可能性もあるから。
民主党の小沢一郎氏の国会招致をめぐって、民主党内で議論が紛糾し、党が分裂しそうな
雰囲気を漂わせているが、小沢一郎氏は裁判で説明するとして、国会で自ら説明することに
対して拒否する態度を崩していない。
これには多くの国民がが疑問を投げかけているであろう。司法の場で説明するは当然であるが
国会議員であれば疑惑が投げかけられば国会で説明するのが責務であろう。
証人喚問ではないのだから、偽証罪に問われる可能性はなく、びくつく必要性もないにも関わらず
渋る態度は総理大臣候補としてはふさわしくない。
証人喚問を受けて疑惑を晴らした元総理大臣がいるのと比較すると情けない限りである。
それにも増して情けないのは親小沢派の国会議員である。
国会招致にこぞって反対と声を挙げているのである。きちんと国会で説明すれば
疑惑が晴れるから堂々とやるべきだと親小沢派の国会議員は本来ならばこう主張
すべきである。
こう主張できないのはなぜか少し考えて見る必要がある。親小沢派の国会議員は
小沢一郎氏が国会で説明すると親小沢派の国会議員に不都合なことが出てくる
可能性があるからではないかと勘繰りたくもなる。
または一見、小沢一郎氏を尊敬しているような格好はしてはいるが、国会では
しろどもどろになって無様極まりない姿をさらけだす可能性を恐れているので
反対と声を挙げているのかもしれない。
まあこういう方々は自分のことばかり考えていると国民は非難しがちてあるが、
私から言わせれば、本当に自分ことを考えてているのかそれさえ疑わしい。
皮肉な言い方になるが、自分のことすら考える能力に欠ける人々である。
国会議員の能力として著しく欠けるし、社会人としても使いものにならない。
早く衆院を解散して、ニートになるかホームレスになってもらいたいものである。
反小沢派の民主党の菅直人首相、岡田幹事長、仙谷官房長官も同じく情けない限りである。
なぜなら小沢一郎氏にいいように振る舞われ、国会招致がなかなか進まず、行き詰まり
状態であるためだ。
支持率は下がる一方である。どうしてこのようなことになるかを少し考えてみた。
一言で言えば民主党の議員の質が悪いということになるが、それは何故かを考えてみる必要かある。
まず党がどういう人を公認するかである。ここが最大のポイントとみるべきである。
1に、若くてものを知らずに、党本部のいうことを聞く人、特に小沢一郎氏のことを。
2に、知名度がある人、3に、資産家もしくは労働組合からの代表である。
まあこのような人々が今の日本の現状を知ろうはずがないと私は感じるが、
どうやら民主党は全くわかっていないのであろう。国民とのギャップが支持率低下を
招いているのは間違いないであろう。