小沢一郎氏らの除名を決めた民主党であるが、離党を決めてからの処分は全く意味をなさない。
なぜなら党議拘束をかけての違反行為だから速やかに処分をするのが常道である。
更に驚いたことには違反行為をした民主党の議員を事実上居座らせる甘い処分である党員資格停止2ヶ月としてしまったことである。
9月の民主党党首選には、資格を回復するから、ほとんどこの処分は意味をなさない。
それから驚きの極めつけは、鳩山由紀夫氏の党員資格停止6ヶ月の処分を、消費税法案に反対した民主党の議員から厳しいと糾弾され、3ヶ月に短縮してしまったことだ。
これでは泣く泣く消費税法案に賛成した民主党議員にとっては、ますます怒りが収まりないことになるだろう。
鳩山由紀夫氏の処分軽減は反増税派を勢いづけさせ、党内融和どころか党内対立が増し、バラバラになる日が近まりつつあると私は考えている。
党議拘束に反して、党内に居残ろうとするのはあまりにも虫がよすぎる。私もこの消費税法案には反対であるが、党議拘束がかかっている以上、法案に反対するなら、除名もしくは離党は覚悟しなければならいのが当然ではないかと思うのだが。
こんなぶざま極まりない民主党にいても、次の衆議院選を戦えると思っているのだろうか!
民主党崩壊秒読み
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