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福島原発、元吉田所長死す

福島原発、元吉田所長死す

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7月9日に福島原発の元所長の吉田昌朗氏が亡くなられた。
東京電力の本店の命令に反して、福島原発の1号機への海水注入を続け、惨事の拡大を防いだ功績は大きい。

一方では震災前には津波対策を見送ったことも明らかになったという。
そこで評価が分かれるとの報道もあるが、冷静に物事を考えてみると、東日本大震災ほどの地震と津波対策を考えた人いても、巨像のような東京電力の経営陣に対抗するべくもなかったのではないか。
地震発生後の東京電力の経営陣のテレビ会議でのやり取りをみればあきらかであろう。
経済原則を最優先で、人命はないがしろである。

そこで仮に、吉田元所長が、津波対策を云々と言い、東京電力の本店に縦を突いていたら、それこそ、他の場所に人事委異動をさせられるか、解雇もありえたであろう。
実際に東京電力の本店の命令を無視し福島原発1号機に海水を注入し解雇されそうになったいきさつがある。

吉田所長が人事異動等で福島原発事故の処理に携われなかったとしたら、東日本への被害はとてつもないぐらいに拡大されたであろう。冷静に考えればそういう結果になると私は思うのですが。

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