九州電力のやらせメール問題は怒りと言うより馬鹿馬鹿しさを本当に感じてしまう。
定期検査で停止している九州電力玄海原発2、3号機の運転再会に向けて、先月末に経産省が佐賀県内で、県民向けの説明会をした矢先のことであるから、九州電力の焦りがありありと窺わせる。
この説明会をニュースで私は見ていたのだが、経産省側が数名程度の県民を前に、素人の無知につけこむようなまやかしまがいの説明会だったからであろう。
しかし2300人に依頼があれば、まあ誰かが反逆行為にでることも考えられる。
余りにも稚拙であるが、マスコミ報道によると、過去に於いて、九州電力は他の原発の説明会でも下請会社の社員を続々と動員をかけて九州電力に有利になるように世論を導いた形跡があるという。こういう九州電力の体質が明るみにでるやいなや、佐賀県民の怒りは止まらない状態になりつつある。
どうやら玄海原発の再稼動は当分見込めなくなってしまった。
原発云々というより、やらせメールをする九州電力自体が信用ならんとレッテルを貼られてしまった。
東京電力もしかり、その他の電力会社もにたりよったりの感か拭えない。
一地域一電力会社の独占も、これからはどうなるかは分からないであろう。
九州電力やらせメール
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