8月20日に第93回全国高校野球選手権大会の決勝戦が行われ、日大三高が光星学院を11対0で破り、10年ぶり2回目の優勝を果たした。
選抜では準決勝で吉永投手が九州国際大学付属高校の強力打線につかまり敗退したが、今回は強力打線が吉永投手をバックアップし、今回大会の後半戦では吉永投手も調子あげ、圧倒的な力を見せつけ優勝したのである。
プロ野球では5年前の同日に全国高校野球選手権大会で決勝戦を戦い引き分け再試合となった。
早稲田実の斎藤投手、現日本ハム。駒大苫小牧の田中投手、現楽天。がともにに先発し、斎藤投手はオリックスに、田中投手はソフトバンクに勝利投手となった。野球の神様が勝利を与えてくれたのであろう。
5年前に優勝した早稲田実は西東京大会の決勝で日大三高と死闘を演じ延長戦で甲子園行きのキップを手にした。そして甲子園で優勝したのである。
この試合は常に日大三高がリードし早稲田実が追い付くという展開であった。
延長に入り10回表に日大三高が1点をリードし、更に無死三塁で、日大三高にとって追加点の機会であったが、早稲田実の斎藤投手が踏ん張り、追加点を許さず、10回裏に早稲田実が追い付き、11回裏に早稲田実がサヨナラ勝ちをした。
この試合は早稲田実にとって甲子園での駒大苫小牧戦より苦しい戦いだったと私は見ている。
日大三高戦に勝利することができた経験が、駒大苫小牧との僅かな差に繋がったのであろう。
話は少し前に戻るが、日大三高は10回表に1点を追加し、更に無死3塁で結局強攻の末に、早稲田実、斎藤投手に抑えられたのであるが、このことに関して日大三高の小倉監督は、スクイズを試みるべきだった。
私の采配ミスで負けたと尋常ではない悔しがり方をしたものであった。
そして5年後に日大三高を10年振り2回目の優勝に導いたのである。
今年は西東京大会の決勝で最大のライバルである早稲田実に2対1で勝ち甲子園行きのキップを得た。
同地区に強力なライバルがいれば、実力向上するのである。
小倉監督のモットーは 、練習はウソはつかないというこだそうだが、小倉監督の努力に甲子園はウソはつかなかったのである。
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