22日午前10時頃柳田稔法相が辞任となった。
前日までは続投にむけて意欲満々であっが事実上の更迭である。
柳田稔氏の辞任の記者会見での発言を振り返ると、なんとまあ正直に言われものかと
ちょっと呆れてしまった。
補正予算を成立させるために、その引き替えに辞任するとの要旨の発言であったが、
まあ、ここまで正直に言われれば、野党、特に自民党も柳田稔氏が法相を辞任したとしても、
ハイ、補正予算の成立はすんなりOKとはいかなくなっしまった。
熟慮に熟慮を重ねて、失言内容を吟味し、法相を続けるにはふさわしくないと判断し
辞意を決意した次第でございます。とか言っていれば、野党も渋々納得したかもしれない。
菅首相も、柳田稔氏の辞任と引き替えに補正予算の成立をはかるという取引を野党とはしておらず、
見切り発車との報道もあり、あまりの無策に言葉がなくなってしまう。
菅首相も仙谷官房長官も、はじめは柳田稔氏をかばうような国会答弁ばかりをしていて、
結局のところ更迭しなければならない状況に追い込まれてしまった。菅政権は完全に末期症状である。
柳田稔法相辞任
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