すっかり国民の信用を失った民主党の代表選ではあるが、衆議院の任期がまだほぼ2年あるので、解散がなければ民主党政権が2年続くことも有り得る。そこで民主党の代表選は、国民にとって無視するわけにはいかない。誰が代表になっても民主党政権だから、今の菅政権とさほど変わりばえしないであろう。
それはさておき、少しだけ私の感想を述べさせてもらう。
海江田万里氏、まあ先にも国会答弁で、野党の追求を受けて泣きじゃくる失態を演じたので、到底適任とは言えない。
小沢一郎氏も最初は泣く奴は、ダメみたいな言い方をしていて、今度は一転して、推薦するわけだから、この人は何を考えているのか疑いたくなる。
野田佳彦氏は、財務省の官僚から大変評判がよいとのことだが、財務省の官僚と多少軋轢が生じるぐらいではないといけない。
増税をぶちあげる等、私から言わせれば、野田佳彦氏は完全に財務省のリモコンになってしまっている。これほどの不況時に増税なんかしたら、むしろ更に税収不足の危険が増し、震災不況に拍車がかかる恐れがある。
法人税をあげれば国内の企業が、国外脱出をし、国内経済の空洞化が進み、税収不足になるであろう。1000兆円に近くなる赤字財政にした財政省の責任はあまりにも大きい。
このまま行けば1000兆円を超すのを早めるだけでないか!話がそれるが、官僚というのは、想定内には大変強いが、想定外には極めて弱い。福島第一原発の経産省の対応をみれば明らかである。
前原誠司氏は、国民的人気が高いので今回の代表選出馬となった模様だが、今年3月に外国人献金問題で外務大臣を辞任したばかりである。
衆議院選挙という禊をまだ受けていないので、今回の出馬は見送るべきである。よって3氏は今回の民主党の代表にふさわしくない。
消去法的に鹿野道彦氏、もしくは馬渕澄夫氏になるのですが。
民主党代表選
- 野田佳彦総理大臣誕生
- 高校総体の優勝抹消