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菅政権末期症状か?

菅政権末期症状か?

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2月21日の朝日新聞の朝刊によると、19日、20日に実施した全国定例世論調査電話で菅直人内閣支持率は20%で、昨年の6月の内閣発足以来最低となった。

不支持率も62%で最高。また、菅首相の進退について聞いたところ、早く辞めて欲しいが49%で、続けて欲しいの30%を上回った。と書かれていた。

これををみると末期症状に思われるかもしれないが、菅直人首相が、辞める気があるのかどうかを考えるべきである。
私の予想では、内閣不信任案が可決されても総辞職することはなく、衆議院を解散する可能性がきわめて高いと思う。比例のみで衆議院の議席を得た16人の民主党の議員が、会派だけ別れて、菅直人首相の退陣を求めるといくら言っても、国民にはほとんど理解を得られないであろう。退陣を求めるならば、少なくても離党ぐらいはしないと国民は納得しないと思われる。

この16人の方々、衆議院が解散されるとほとんど次回は当選の見込みがない人たちばかりである。
菅直人首相が少しばかり解散をチラツかせると、それまでの意気込みは感じられなくなった。
この16人の方々は小沢一郎氏に近い人達で少なくとも小沢一郎氏に有利に物事を進めようと考えたとも推測される。

しかし必ずしも小沢一郎氏に有利に働いているとは思えない。
寧ろ岡田克也幹事長は、余裕の笑みさえ浮かべ、16人の方々を見下した雰囲気で記者会見に応じていたのが印象的であった。

岡田克也幹事長の記者会見と言えば、最近は悲壮感が漂ったり、苦渋に満溢れたりして些か気の毒な面も見られた。
しかし、16人の方々は打倒、菅首相、執行部であったはずだが、逆に岡田克也幹事長を生き生きさせてしまい、菅首相の闘争心に火をつけてしまったようである。

16人の方々は完全に手順を誤ったようだ。こんなことだから、民主党は駄目、16人の方々も駄目となり更に民主党の支持率は下がるであろう。しかしそれにもめげずに、菅直人首相は解散に走るであろう。菅直人首相自身、民主党がどうなろうがそんなこと大した問題ではないと考えている可能性もある。このことを考えておかないと、民主党の議員は大変痛い思いをすると私は考えてている。

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