5月11日に53歳の若さで亡くなられたという新聞記事の死亡欄を見て驚きました。
1973年の第55回全国高校野球選手権大会に広島商業の二塁手として出場し、優勝に貢献されました。
当時、川本氏は2年生であり、それほど目立つ選手でありませんでした。
当時の広島商業には、3年生に主将で遊撃手として金光氏(現法政大学野球部監督)
捕手として達川氏(元広島カープ監督) 投手として故佃氏等 有名どころがいて地味な存在でした。
しかしその地味な川本氏が静岡高校との決勝戦で派手なファインプレーで我々高校野球ファンを唸らせた。
広島商業が2点リードでむかえた6回表静岡高校の攻撃で、無死2、3塁 打者は4番だったと私は記憶していますが
打球は火を吹くライナーで二塁手川本氏の頭上を襲い、外野に抜けると思われたが、ジャンプ一番捕球をし広島商業のピンチを救った。
その後 広島商業は同点に追い付かれるも、9回裏にはサヨナラスクイズを決め3対2で勝ち優勝となった。
このプレーがなければ、果たして優勝の行方はどうなったかは分からない。
その後、広島商業の監督として1988年夏にも同校を優勝に導かれた。本当に若すぎる死であった。
川本幸生氏死去
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